〈シリーズ銀座人 特別編〉
トイレの今と未来を考える
加藤 篤
(NPO法人日本トイレ研究所 代表理事)
齋藤 充
(銀座通連合会 理事長/銀座千疋屋)
佐藤 主税
(TOTO株式会社 広報部)
便器の境界線
加藤 日本トイレ研究所の活動は一九八五年に始まりました。わたしたちは排せつから、処理まで含めて「トイレ」ととらえ、社会的課題に対してトイレ環境を向上させることでアプローチしていくのがミッションです。おもな活動分野は三つで、一つ目は災害時において、トイレや衛生保持をどう支えるか。そして子どもやお年寄り、障がいがある方など、社会的弱者が安心して排せつできる環境整備などを医師等と一緒に取り組んでいます。そして街中のトイレのバリアフリー化。その三つに力を入れています。 |